こんばんはユキです。
うちの娘はテレビが大好きです。
家に帰ってくると「テレビ何か見たい」、さっきまで見ていたのに「全然見てない、テレビ何か見せて」です。
「見る前にお風呂に入りますよ」と言っても「見てから」と言います。
「途中で見るのやめられないでしょ、入ってからじゃないと見せないよ」
と伝えると泣いてジダンダを踏みます。(笑)
「ここでこうしていてもテレビは見れないよ」と先に行くと泣きながらついてきます。
とりあえず、我慢してついてきたことを褒めてあげます。
「テレビ見たいの我慢してついてきてくれてありがとう」
「でも見たかった!」
「じゃ早く見るために、早く入ろう」と促します。
お風呂でも続きをします。どうしたいのか、どうすれば早くテレビを見れるのかを話し合います。
再度「テレビ見たいの我慢してお風呂に来てくれてありがとう」
「テレビ見たかった!見てから入りたかった!」
ティーティー兄弟のように両手を脇に広げて手首から先をぶらぶらさせて、両足でジダンダを踏んでいます。この表現で伝わるかな~(笑)
「テレビ見てからだと途中でやめて入らなきゃいけないでしょ。できる?」
「できるもん」
「今までできてないでしょ」
「今度からできるもん」
「今までできてないことはこれからもできません。鉄棒で逆上がりできるって言っても、すぐにはできないでしょ」
「鉄棒は体を使うからだもん」
「体を使う事よりも。心を制御するほうが難しいんだよ。今までできてた?」
「できてない」
できていないことは理解しているようです。
このやり取り(娘は泣き叫びながら)をしながら髪と体を洗っています。
子供は親の対応を見て覚えるらしいので、怒らずにユックリ伝えるように、相手の意見を全否定せずに飲み込んでから話すように心がけています。対応の仕方が分からないから感情が前面に出てしまうんだよね。まだ心の制御ができなくて当たり前、少しずつ何度でもすり込んで行こうと思います。
「とりあえず今テレビを見るためには、どうすればいいと思う?」
「お風呂に入るの嫌だ!」 ← 湯船につかるのを好まない。
「そうだね早くお風呂に入らないと見れないね。でも今回はシャワーだけでいいよ。その代わり、寒いとか服着たくないとかわがまま言わないでね。自分で選んだんだからね」
ここでお湯船に入らせないのもどうかと思いますが、テレビを早く見たいというのが目的なのでそうしました。良くなかったかな。
娘だけお風呂から出して嫁に受け渡しました。
嫁と娘もやり合っています。お風呂との通話で湯船に入りながら聞いていました。
「それはダメでしょ。できてないんだからダメ!」
おお、いきなり全否定しているのが聞こえます。娘のジダンダも。(笑)
注意の仕方が違っても仕方ないかな。それがその家庭のやり方という事で。ダブルバインドにならなければ良しとします。なりそうなときは優先順位を付けてあげれば対処できるのかなと思っています。
ダブルバインド・・・「二重拘束」を意味し、「2つの矛盾した命令を他人にすることで相手の精神にストレスがかかる状態」 例えば「Aをしなさい」と「Bをしなさい」のように二つのことを要求すると同時にできないので混乱してしまう状態。
お風呂から上がると娘も落ち着いてテレビを見ていました。何事もなかったかのような感じで話しながらお膝に座ってくるタフネスさが大好きです💖
今日は沢山泣いたからよく眠れそうですね。おやすみなさいzzz。
できなくてもいいから、これからも何度でもすり込んでいきますよ!
私がこうしてきた方がいいだろうなってことはタイミングを見て伝えていきます。なんてったって娘よりは長生きしてますからね。